新しい情報収集ツール Trans Reader の使い方 (1)
情報収集ツールとして代表的なものを上げてみます。
・SmartNews
・Vingow
他にもいろいろあるかと思いますが、今回、紹介するのは『Trans Reader』というスマホ・アプリです。
基本的にはRSSリーダーなのですが、RSSだけでなく、通常のHTMLページまでもRSSに変換して更新通知してくれる機能が追加されています。
日々チェックしているページのURLを登録しておけば、更新があった場合のみ通知が来るので便利です。
検索結果の一覧ページのURLを登録しておけば、検索結果の内容が変わった時に通知が来るようになります。
URL登録方法
1. 「追加」ボタンをクリックします。
2. URLを入力する欄が表示されるので、追加したいURLを入力し「登録」ボタンを押します。
3. すると、タイトルを入力するダイアログが表示されます。
そのRSSやHTMLページのタイトルが初期値としてセットされています。
変更したい場合はここで編集し「OK」ボタンを押して下さい。
4. 一覧画面に戻ると、登録したページが追加されている事が分かります。
5. 登録したフィードをタップすると、そのフィードの記事一覧が表示されます。
HTMLページのURLを登録した場合は、全てのリンクが抽出されていますので、ひとまず、全て「既読」にしてしまって良いでしょう。今後は、ページ内のリンクが更新された場合のみ、新着記事として通知されるようになります。
Trans Readerの種類
Trans Readerにはいくつかの種類があります。
ライトユーザー向けのアプリです。
複雑な設定は出来ませんが、機能がシンプルな為、操作が分かり易くなっています。
但し、HTMLをRSSに変換する所をアプリに任せている為、精度が良くありません。
高い精度で変換するには、変換ルールを手動で設定する必要がありますが、このアプリには、その機能が備わっていません。
尚、変換ルールを設定することは出来ませんが、他のユーザーが作成した高精度の変換ルールは、検索して利用する事が可能です。
上級者向けのアプリです。
HTMLをRSSに変換するルールを手動で設定する機能があります。
ただし、その為にはHTMLの知識が若干必要です。
あなたがHTMLの知識を持っているなら、迷わずこちらのアプリを利用する事をお勧めします。
HTMLの知識を持っていないなら、Light版を使った方が良いでしょう。
尚、他のユーザーが手動で設定した変換ルールは、検索して、誰もが利用できます。
有償版のアプリです。
Light版やFree版は、広告が表示されるだけでなく、作成可能なグループ数や、登録可能なフィード数に制限があります。
ヘビーユーザーでなければその制限を超える事は稀かと思いますが、有償版のアプリを利用すれば、その制限は無くなり、広告も表示されません。
機能的には、Free版と同等です。
次回は、変換ルールを作成するあたりを説明したいと思います。