新しい情報収集ツール Trans Reader の使い方 (5)

新しい情報収集ツール Trans Reader の使い方 <第5回> では、フィルタ機能を紹介します。

RSSリーダーの問題点として、膨大な件数の未読記事が溜まってしまう事があげられます。

Trans Readerでは、膨大な未読件数に対処する機能がいくつか存在します。

その一つが、このフィルタ機能です。

フィルタをセットしておくと、特定のキーワードが含まれている記事のみを取得したり、逆に、特定のキーワードが含まれている記事を保存しないようにできます。

この機能により、明らかに不要な記事を除外し、未読件数を抑える事が出来ます。

 ■フィルタの設定方法

まず、メイン画面で「編集」ボタンを押します。

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編集メニューが表示されるので「フィルタの編集」を選択します。

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登録されているフィルタの一覧が表示されます。

下の画面は、まだ1件も登録されていない状態です。

フィルタを追加する場合は、「追加」ボタンを押します。

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フィルタの新規作成ダイアログが表示されます。

まず、フィルタ名に適当な名前を入力してください。

次に抽出条件を最大5つまで登録できます。HTMLやRSSの記事を取得する時、ここで設定した抽出条件は、上から順番に適用されていきます。

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各抽出条件には、キーワードと、その扱いを「のみ取得」か「を除外」から選択します。キーワードをスペースで開けて複数指定するとOR検索(何れかに該当)となります。

 

1. 上の例では、まず、「Android」と「iPhone」の2つのキーワードが登録され、扱いは「のみ取得」となっているので、取得する記事は、まず「Android」か「iPhone」の文字が含まれている記事のみに限定されます。

2. 次に「ランキング」「のみ取得」と設定しているので、取得する記事は、更に「ランキング」の文字が含まれている記事のみに絞り込まれます。

3. 最後に、「売上」「を除外」が設定されているので、「売上」というキーワードが含まれている記事は取得しません。

 

最終的には、「AndroidiPhoneの売上以外のランキング」を取得する条件という事になります。

更に下の方では、「グループの関連付け」を設定します。

フィルタはグループに対して関連付けます。

関連付けたグループに属しているフィードは、全て、このフィルタが適用されます。

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登録済みのグループが表示されるので、このフィルタを適用したいグループのみチェックをONにしてください。

設定が終わったら、「OK」ボタンを押してフィルタを保存して下さい。

以下のように、フィルタが新規作成されます。

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