新しい情報収集ツール Trans Reader の使い方 (6)

新しい情報収集ツール Trans Reader の使い方 <第6回> では、「人気記事の表示」機能と「既読記事の再評価」機能を紹介します。

RSSリーダーの問題点として、膨大な件数の未読記事が溜まってしまう事があげられます。

Trans Readerでは、膨大な未読件数に対処する機能がいくつか存在します。

その一つが、この「人気記事の表示」機能と「既読記事の再評価」機能です。

 

まず、その記事の「ツイート数」やFacebookの「シェア数」、動画サイトであれば「再生回数」を元に「人気度」が算出されます。人気度が高い記事は、それだけ多くの人が見た重要度の高い記事です。

Trans Readerは、記事の人気度を測定し、人気順に未読記事を表示する事が出来ます。

この機能により、膨大な未読記事の中を、重要度の高い記事から順にチェックする事が出来ます。

「人気記事の表示」機能

人気度が一定の値を超えた記事があると、メイン画面に「新着記事(人気順)」というメニューが表示されるようになります。

このメニューを選択すると、人気順に未読記事を読むことが出来ます。

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■「既読記事の再評価」機能

また、このメニューの本アイコンを押すと、その内訳が表示されます。

「未読のみ」は、人気の高い未読記事のみが表示されるものですが、「既読のみ」とは何でしょうか?、ここでは、「既読のみ」について詳しく説明したいと思います。

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記事を既読にするには、既読ボタンを押すか、スクロールする事によって自動的に既読にする事が可能です。

しかし、未読記事が膨大な為に、中身を見ずに一括で既読にしてしまう事は無いでしょうか?

実は、Trans Readerでは、中身を見ずに既読にした事を覚えています。そして、中身を見ずに既読にした記事の中で、人気度が上昇してきた記事は、ここに再掲載されます。この機能により、重要な記事を取りこぼす事が無くなります。

また、この「既読のみ」リストは、中身をみずに既読にした記事のみが表示されるので、一度中身を見ると、それ以降このリストには表示されなくなります。

 

尚、Trans Readerがツイート数などをカウントするのは、初期設定では、登録後3日以内の記事に限定されます。全ての記事をカウントするとネットワークの負荷が高くなる為、期間で制限を設けています。逆に、最新の記事だと、まだツイート数が十分増えていない事もあり、3日程度と幅を持たせています。

その為、「新着記事(人気順)」リストの記事を3日以上放置すると、自動的にリストから除外されます。